風呂上がりに肌が乾燥してパツパツするので、最近化粧水を使っています。
適当に選んだ安いやつ。
まあそれでもニキビはたまに出来るし、本当に効果あるのかな?
というか嫁さんはスキンケア全くしない(もはや洗顔もしない)のに、ニキビできないし僕より圧倒的に肌が綺麗。
つらい。
ということで肌に関する情報を集めましょう。
そもそもなんで風呂上りに肌が乾燥するのか
肌の乾燥ってそもそも水分が足りないのではなくて、皮脂がなくなるからですね。
具体的には「皮脂膜」や「角質細胞間脂質」ってやつ。
じゃあなんでこいつらが減るのか。
簡単にまとめると3点。
- お湯だから
- 肌をこするから
- ボディーソープや洗顔料を使うから
お湯だから
脂は温度が上がると分子運動が活発になる性質があるので、流れやすくなっちゃう。
肌をこするから
肌をこするとなおのこと皮脂が流れます。
ボディーソープや洗顔料を使うから
ボディーソープなどのなかに皮脂膜を取り除く成分が入ってることが多い。
なぜならさっぱりするからですね。
単純。
試してみた
てことで試しに、
- 冷たい水で短時間
- 身体をこすらず
- ボディーソープなども使わない
という方法でシャワーを浴びてみました。
全然乾燥しない。
まあそりゃそうだ。
小学校のプールに入る前に冷たいシャワーを駆け抜けていた頃を思い出しました。
肌トラブルの原因
ということは、肌のトラブルの原因は結構シンプル。
乾燥肌の人
皮脂落としすぎ or 自分で分泌できなさすぎ
脂っぽい肌の人
皮脂落とさなさすぎ or 自分で分泌しすぎ
結局は皮脂分泌のコントロール
めちゃくちゃ適当にシャワーを浴びている人を除けば、基本的に皮脂を落とす落とさないの問題ではなくて、自分で適量な脂を分泌できているかが重要ですね。
どうやって皮脂分泌のコントロールをするか
この時点で「肌に水分を浸透させる」という方法が間違っていることがわかりました。
さよならハトムギ化粧水。
水分や皮脂と外から皮膚に浸透させるものではないです。
てか浸透しない。
実験しよう
うるせえ、ビタミンCやヒアルロン酸が配合されている化粧水は浸透するんだい!
という人もいそうなので、簡単に実験しましょう。
この実験は適当に僕が思いついたもので、別にやれと言っているわけではありませぬ。
実験方法は簡単。
- 皮膚をカッターナイフか何かで薄く切り取る
- 切り取った皮膚に持っているスキンケア商品を全力で塗る
- 少し待つ
以上です。
少し想像するとわかりますが、絶対この切り取った皮膚は乾燥します。
パリッパリになる。
本来、身体の中から外に向かって水分が移動するからです。
その身体から切り離されてしまうとどうしようもありません。
身体の中から変えていこう
ということで、肌のコンディションに大事なのは、
- 栄養
- 睡眠
- 水分補給
という基本的なことでした。
肌の調子が悪いのは、化粧品のせいじゃないよってことを知ってほしい。
そもそもスキンケア商品って根拠がない
化粧品を調べていて思ったのが、論文の圧倒的少なさ。
科学的根拠を色々探したのですがなかなか見つかりませんでした。
でもよくよく考えるとそれは当たり前。
この法律で「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。ただし、これらの使用目的のほかに、第1項第2号又は第3号に規定する用途に使用されることも併せて目的とされている物及び医薬部外品を除く。
ー薬事法第2条第3項ー
もしも化粧品にはっきりと科学的根拠に基づいた効果があるのであれば、それは「医薬品」になるんですね。
逆に言うと、はっきりと効果あると言えないからこそ「化粧品」であるということ。
面白い。
わざわざ高い化粧品買わずとも、ワセリン塗っておけばよさそう。
安いし。
紫外線はまじでやばい
化粧品と反対に、めちゃくちゃ科学的根拠があるのが紫外線は肌に悪いということ。
これに関してはたくさんの論文が見つかります。
日焼け止めは塗ろう。
まとめ
- 肌トラブルは化粧品じゃなくて生活習慣の見直し
- お風呂上がりの乾燥が気になるなら一旦ワセリンでいい
- こんちは日焼け止め、ぐっばいハトムギ