デジタル一眼レフカメラがわりと安価で手に入るようになってから、一気にカメラブームが到来しました。
街を歩けば数十万円もするカメラを持っている若い女の子を見かけることも増えました。
しかし画質などカメラの性能が向上し、きれいな写真は簡単にとれるようになった今日、あえてノイズの多いフィルムカメラやインスタントカメラで撮る写真こそがフォトジェニックだと流行り始めています。
最近では「スマホのカメラで十分」という人も増える中、何を面白がって時代の流れに逆行しているフィルムカメラを使うのか。
また、スマホで簡単に写ルンです風の写真を撮る方法を紹介します。
若者の間でフィルムカメラが人気な理由
なぜ1986年に発売された写ルンですが再びブームになっているのか。
それは今の若い子にとってフィルムカメラで撮った写真の質感が「懐かしい」のではなく新しいからだと思います。
生まれた頃からデジタルカメラが主流だった1995年以降に生まれた人たち。
その人たちにとってのあたりまえがデジタルであり、フィルムのざらっとした感じなどは新鮮に感じるのでしょう。
また、インスタグラムが流行ったきっかけにレトロな加工ができることがあったと言われています。
インスタグラムが普及するにつれ、レトロな写真の魅力に気づく若者たち。
そんな彼女らがフィルムカメラを使い出すのは必然だったとも言えます。
実際にスマホアプリで写真を撮ってみよう
最近は僕もフィルム風の写真にハマっていて、インスタのストーリーにもよくupしています。
独特な雰囲気とザラザラした質感。
この感覚をぜひスマホアプリで試してみましょう。
知っている方もいるかもしれませんが、最近フィルム風のフィルター加工ができるアプリはSNOWです。
みんながうさぎの顔になったりお互いの顔を交換したりしている間にSNOWはどんどん進化しています。
いつまでもニンジン食べてる場合じゃないですぞ。
今現在(H29.10.29)SNOWアプリ内にあるフィルム風フィルターは10種類。
上から順に紹介していきます。
(韓国ソウルのホテルにて撮影)
①
これは逆光などの状況下で撮影すると生じる「ゴースト」というものを強制的に出現させるフィルターです。
本来このゴーストというものが極力生じないようにカメラマンは頑張るのですが、あえて発生させることで機能が今ほど優れていなかった昔のカメラを連想できます。
②
全体的にコントラストが低く、かすみがかった印象です。
このつよめのノイズ感が好きなひとも多いはず。
③
レンズが2つある「二眼レフ」をアイコンにしたフィルターです。
特徴はレンズの傷や汚れですね。
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ひとつ上と同じく二眼レフカメラのアイコン。(モノクロver.)
心霊写真撮れそう。
ここから先は一気に紹介!
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ほとんど同じようにみえて実は色々違うのが面白い…
雰囲気だせるよ
少しフィルターを使うだけでいつもとは全然違う雰囲気の写真が撮れます。
これを機にフィルムカメラに興味が湧いたら一度「写ルンです」を買ってみてください。
スマホで撮るのとは違ったカメラの楽しさが見つかるかもしれません。
ちなみに、僕が個人的に気に入っているフィルターは①のゴースト入りのやつです。
趣があってよろしい。
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