ファッション大国フランスで新しい法律が施行されました。
内容は「コマーシャル用に撮ったモデルの写真を加工したときは、そのことをしないといけない」です。
実際の体型を少しでも画像上で加工すると「Photographie retouchee(加工しちゃってます)」と明記しないといけません。
もしこの法律を破った場合、3万7500ユーロ(約500万円)の罰金。
ただでさえ痩せているモデルをさらにデジタル加工により痩せてみえるようにすることで、「理想の体型」を誤って認識している若い女性が増えてしまった現状をなんとかするために導入されたそう。
ちなみに今年の5月には「痩せすぎモデルは活動禁止」という法律まで施行されています。
さすがファッション先進国。
「盛る」のがあたりまえ
自撮りを含むあらゆる人物写真で盛ることが一般的になった近年、自分自身の写真をスマホのノーマルカメラで撮影する女の子は絶滅危惧種です。
そんな子いたら逆に評価高いわ。
「SNOW」やら「B612」やら、犬の耳がついた動画をみた瞬間に
「あー、フリスビーをキャッチするあれですね」
と予想できるまでの普及度。
(こんなやつ)
実際に肌はきれいに見えるし可愛く映るので別にいいと思うんですが。
(ちなみに最先端女子高生の間では「SNOW」の時代は終わったらしくアプリ消してるそうです)
個人的にはSNOWはまだまだオススメ!
そもそも日本人は痩せている
法律が新しく施行されたのはフランスですが、そもそも日本人は世界基準でみるとどうなのか。
肥満度は健康診断のときによく聞くBMIというもので定められており、高度肥満とされるBMI30以上の人の割合を比較すると、、、
ダントツで低いやん。
1位のアメリカとは10倍以上の差があります。(さすが肥満大国)
それにしては痩せたいが口癖の女の子多すぎじゃないですか。
「痩せてるね」で喜ぶのは日本人ならでは
日本で女の子に「痩せてるね」と声をかけると、
「いやいやいやいや、最近おなか周りが…(満面の笑み)」
って大喜びするんですが、他の国の人たちは違います。
「痩せてる」と言われると「病気がちに思われてる???」と不安になるんです。
外国人女性にとって「痩せている」は褒め言葉ではなく、むしろマイナスイメージが強い。
太りすぎも良くないですが痩せも体に悪いということがわかっているんでしょうね。
だから写真を加工して痩せてみせたところでただの不健康アピールだぞっ
体型はいじらないでおこう
個人的にはアプリなどで腕や脚を細くすることは別にいいと思います。
ただ、みんなの目はごまかせても理学療法士の目をあざむくのは難しいよ(にこにこ)
これまでも何枚か「第三使徒ですか?」ていう写真をSNSでみかけたことがあります。
(第三使徒はこんなやつ)
出展:https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-56-c1/kizakiyosio_mark_fourth/folder/579888/77/14073377/img_0?1328705986
いや、いいんですけどね。
でも女の子の家でたまにみかける実際より細く見える鏡があるじゃないですか。
あれは本当にやめてほしいです。
ただでさえ面長な僕の顔がびっくりするくらい長く見えるんですよね。
写真とか鏡で調整するのではなく、食事や運動を管理して理想の体型を目指しましょう。